JItteryJackal Remake

本日CDをディストリビュータに納品いたしました。ちょうど一週間後には店頭に並ぶはずです。ほんと音源の流通形態については悩みばかりなんですが、やっぱり自分の作品がお店に置かれるのは嬉しいものです。是非聞いてもらいたい。

今回はバンドセットでの演奏を収めた6曲と、それをバンドのベーシストでもありトラックメイカーでもある小林樹音くんにリメイクしてもらいました。リミックスじゃなくてリメイク。要は原曲と尺も一緒、基本的なメロディも一緒で、まぁ編曲と呼ぶのがふさわしいかもしれません。

なんでそんな事をしたのかというと、ダンスミュージックの過去と今を繋いでみたかったというか。

ビートの流行というのはその時その時であって、なんというかビートが音楽のジャンルを作ってるところがあるよなぁと長年思っていたんですね。特にダンスミュージックでは。

僕がRTCで作った曲のベースになっているのは主に60.70年代に発明されたビートです。で、それらが今のビートを使ったらどうなるのか、ビートの解釈だけで曲ってこんなに変わるんだよ、すごいよねぇ面白いよねぇっていうのを見せたかったというか。

実際聞いてみたら分かるのですが、もう笑っちゃうくらい違います。でもそれがいいなとも思っており。若い感性で自由にいじくってもらって、とてもフレッシュな仕上がりになっています。